Kaion Grande -Life Notes Hub-

多趣味なWEBクリエイターの奮闘と発見の記録。便利なライフハック、生活に役立つ情報など、多彩なトピックに触れながら、日常の発見とクリエイティビティを共有するサイト。

  • facebook
  • youtube
  • instagram
  • twitter

紀州釣りのダンゴとフカセ釣りの撒き餌の安いレシピ

「紀州釣りのダンゴとフカセ釣りの撒き餌の安いレシピ」イメージ

紀州釣り(ウキダンゴ釣り)のダンゴとフカセ釣りの撒き餌の低コストで釣れる節約レシピを紹介します。

ダンゴと撒き餌

チヌ(クロダイ)やグレ釣りでは、欠かせないのが撒き餌です。フカセ釣りでは、撒き餌(コマセ)で魚を呼び寄せて、刺し餌を撒き餌に馴染ますように投入して釣ります。

撒き餌なしでも釣れる場合もありますが、集魚力を高めて効率よく釣るには、撒き餌は欠かせません。

紀州釣りでは撒き餌を撒くのでななく、刺し餌が中に入るようにダンゴのように手で丸めて作り、それを水中に投下します。ダンゴが海底に沈んで割れて、刺し餌が出ると、魚がそれを食べるという仕組みです。紀州釣りのダンゴ釣りのメリットは、ダンゴにすることでエサ取りの魚からエサを守りながら、海底にいることの多いチヌに刺し餌を届けることができることです。

どちらも共通して言えるのは、集魚力を高めて魚にアピールし、刺し餌をチヌやグレに食べてもらいやすくするためにダンゴや撒き餌を投入することです。

ダンゴと撒き餌の配合ベース

自作レシピの配合のベースとなるのは、米ぬかと砂と配合餌です。

「ダンゴと撒き餌の配合ベース」イメージ

米ぬかは、スーパーにある精米機で無料で入手できます。安いレシピを作る上で、ベースの多くを占める米ぬかを無料で入手できるかにかかっています。また砂も同様です。砂は色々種類ありますが、海砂がキメが細かくて扱いやすいです。

安く、できることなら無料でダンゴや撒き餌を作れたら一番いいのですが、釣り上げることも重視すると、市販の配合餌を使うことになります。

低コストで釣果も期待できる配合餌は、マルキュー『ニュー赤だんごチヌ』です。ダンゴ釣り用とあって、まとまりがよく深場にも対応できます。大量のオキアミエキスとムギ、酵母が配合されていて、広範囲にわたっての集魚力があります。

12kgの段ボールで売られていますが、一日釣果で使用するのは半分の6kg。半日では1/4の3kgの使用を目安にします。1ケース約2,000円なので半日の釣果では約500円です。

ダンゴ用ですが、撒き餌でも効果のある配合餌なのでオススメです。

釣果アップに押し麦とコーン

押し麦とは、大麦の外皮を取り除いて蒸し、ローラーで圧ペン加工したもので、麦とろご飯などで食べられるものですが、チヌも押し麦が大好物。配合餌にも押し麦は大体は入っていて、『ニュー赤だんごチヌ』にも原材料として麦が入っていますが、より釣果アップを期待して、押し麦を単品で追加します。

 

「ダンゴと撒き餌の押し麦」イメージ

業務スーパーでは、一袋1kgで245円(税抜)で売っています。※購入時

1日の釣行で200g、半日の釣行で100gを目安に使用します。

コーンもチヌの大好物です。コーンの缶詰めか、冷凍コーンを購入します。

「ダンゴと撒き餌のコーン」イメージ

業務スーパーでは、一袋500gで138円(税抜)で売っています。※購入時

1日の釣行で1/3袋150g、半日の釣行で1/6袋75gを目安に使用します。

コーンは刺し餌用に少しおいておきます。

チヌは雑食性で何でも食べますが、チヌは落下してくる物に反応する習性があり、押し麦やコーンは水中でヒラヒラと落下していくため、捕食するのだと考えられています。

なので刺し餌としても、押し麦とコーンは利用できます。

紀州釣りのダンゴのレシピ

米ぬか:4割、砂:3割、配合餌:3割、押し麦:少量、コーン:少量

海水は少なめで調整。

オキアミやアミエビを入れるとベチャベチャとして、ダンゴが握りにくくなるので、基本は入れません。

配合餌にもオキアミは含まれていますが、より集魚力を高めたい場合は、オキアミ粉末のマルキュー『よせアミ』がオススメです。オキアミや、アミエビは更にですが、強烈な臭いがあるのが、粉末タイプは臭いが抑えられていていいです。ダンゴや撒き餌が使い切らずに余るかもしれないという時は、オキアミの代用としても便利です。そうすることで、ダンゴや撒き餌が残っても、水分が蒸発して飛べばサラサラ状にでき、それを袋に移し替えて保管しておけば次回の釣行に使用できます。

フカセ釣りの撒き餌の安いレシピ

米ぬか:5割、砂:2割、配合餌:3割、押し麦:少量、コーン:少量

海水はダンゴ釣りより多めで調整。

エサ取りの魚が少ない冬から春にかけては、上記をベースに、オキアミスライス(3kg)を1袋入れます。アミエビはアジやサバがより寄ってきやすいので、オキアミの方が良いです。オススメは、ヒロキュー『スライスオキアミ キザミッコ』です。

スライスタイプは解凍の手間が不要なので、すごく便利です。

すでに紹介しましたが、オキアミ粉末のマルキュー『よせアミ』もオススメです。

半日釣行のダンゴと撒き餌の量と値段

  • 配合餌 マルキューの『ニュー赤だんごチヌ』:3kg、約500円
  • 押し麦:100g、約26円
  • コーン:75g、約24円(刺し餌代も考慮して)
  • 米ぬかと砂:米ぬか4割と砂3割(紀州釣り)/米ぬか5割と砂2割(フカセ釣り)、無料

半日釣行では、合計で約550円の計算です。

一日釣行のダンゴと撒き餌の値段

  • 配合餌 マルキューの『ニュー赤だんごチヌ』:6kg、約1,000円
  • 押し麦:200g、約52円
  • コーン:150g、約49円(刺し餌代も考慮して)
  • 米ぬかと砂:米ぬか4割と砂3割(紀州釣り)/米ぬか5割と砂2割(フカセ釣り)、無料

一日釣行では、合計で約1,100円の計算です。

紀州釣りのダンゴとフカセ釣りの撒き餌の安いレシピ

半日の釣行、一日の釣行のいずれにしても、釣り手によって使用するダンゴや撒き餌の量か変わります。あくまでも目安としての参考にしてみてください。

より釣果を上げたい場合は、マルキュー『細びきさなぎ』をブレンドしてみるのも集魚効果アップにつながります。

今回は、紀州釣りのダンゴとフカセ釣りの撒き餌のローコストで集魚力も期待できる節約レシピの作り方の紹介でした。頻繁に釣りに行く釣行回数の多い方は、お財布にも優しいのがいいと思いますし、手頃に釣りを楽しみたい方もオススメのレシピなので参考にしてみてください。