Kaion Grande -Life Notes Hub-

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冬(12月・1月・2月)の釣り 堤防からの釣れる魚

「冬(12月・1月・2月)の釣り 堤防からの釣れる魚」イメージ

冬(12月・1月・2月)の釣り 堤防からの釣れる魚。冬に釣果の期待できる魚を紹介。

アオリイカ

エギングで狙うイカ釣りで人気のターゲットのアオリイカ。寸胴で、胴回りについたヒレも大きく見た目はコウイカに似ているが、ツツイカの仲間です。

アオリイカは、春から夏にかけて、産卵で浅瀬の藻場に寄ってくるため、大きいアオリイカが釣れます。秋は春に生まれたアオリイカが成長し、小型ですが数釣りを楽しめます。

冬は成長したアオリイカで、大きいサイズを期待できますが、低水温期で活性が下がります。

なので、朝マズメと夕マズメの活性が高まる時間帯を狙うのがいいです。

冬のアオリイカは動きも鈍くなるため、底狙いのスローなアクションをつけるエギングでアピールしていきます。

エギングとは、餌木(エギ)と呼ばれるエビの形を模したルアーを使用し、その餌木をキャスティングして、ルアー釣りのジギングのようにシャクリ、アオリイカにアピールして誘う釣り方です。また活きたアジを泳がせて、ヤエンという専用の道具を使用したヤエン釣りという釣法もあります。

エギは1つ900円~1500円ぐらいで、少し値段が高いです。慣れないうちは根がかりをして無くすことも多いのがエギングです。

フィッシングショーなどの福袋でまとめ買いするのもお得で安心です。

ティップラン福袋の開封レビューの記事も参考にしてみてください。

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ヒイカ

真冬の12月から1月が最盛期を迎える、小ぶりなサイズのヒイカ(ジンドウイカ)。

体長は約12cm、重さは50gとサイズは小さいが、堤防から簡単に釣れるイカで数釣りを楽しめる。

釣り方は夜釣りがメインで、堤防からのエギング と、軽めの磯竿に3本〜5本のスッテを付けた釣り方があります。

エギングの場合は、2号以下の小さい餌木をキャスティングし、中層狙いで着底する前にゆっくり大きくシャクりまた落とす。餌木が沈んでいく(フォールする)時に、ヒイカが抱きつくことが多い。シャクった時に重みのある手応えがあるので、ゆっくりとリールを巻き、ゲットする。

スッテ釣りの場合の磯竿は、5.3m・1号の軽めの磯竿を使用。5cmのスッテを3本〜5本、枝スで間隔をあけて付けて、ナス型オモリで落とし込む。

ヒイカを集める投光器や、集魚ライトがあると効果的に釣りが出来ます。

スミイカ

大量のスミを吐く、胴体の背側に石灰質の硬い甲を持つスミイカ(コウイカ)。春から初夏にかけて産卵し、初秋に5cmくらいに成長した生まれて間もないスミイカは、新イカと呼ばれ、寿司の高級ネタとして取り扱われている。またイカスミスパゲティのイカスミにも使われ、美味しい食材として有名です。

水深10mから100mの深場に生息していますが、春から初夏にかけて産卵のために浅場に寄ってくるため、その時期が堤防からのエギングにはベストシーズンです。秋から冬は水温が下がり、深い海域に移動してしまうので、堤防からは厳しい釣果となりますが、船でのテンヤ釣りがベストシーズンです。

タチウオ

タチウオは、体が金属光沢の銀色で、尻尾の先端は細くなるだけで尾びれがなく、「太刀」に似た姿をしていて、また鋭い歯を持った特徴的な見た目をしています。昼間は水深30m~200mの深場で回遊しているが、夜間は海面付近まで上昇してくるため、夜間は浅場を狙った堤防からの釣りが楽しめます。浅場に寄ってくる7月から1月が狙いのシーズンです。サバの切り身やキビナゴをエサにしたウキ釣りや、メタルジクを使用するルアー釣り、ジグヘッドにワームを付けたワインド釣法、ハリとオモリが一体になったテンヤと呼ばれる仕掛けにイワシやキビナゴを巻き付けて釣るタチウオテンヤ釣りなど、釣り方が豊富にあるのも、タチウオ釣りの魅力です。

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サヨリ

サヨリは、長い下アゴと細長い体型が特徴的な回遊魚です。海面付近に群れで、堤防や磯周りを回遊しています。夏場でもたまに見かけるサヨリですが、秋は10cm~15cmのエンピツサイズと呼ばれる小型の数釣りが楽しめます。12月~2月の冬場は、30cm以上のサンマサイズと呼ばれる大型のサヨリが狙えます。エサは小さめのサヨリ用のオキアミで、シモリウキを使ったウキ釣りが簡単なのでオススメです。

チヌ(クロダイ)

銀色がかった黒色をしたカッコいい見た目と、釣れた時の強烈な引きも楽しく、また年中釣れる魚でもあり、反面簡単に釣れる魚でもないところが魅力。ウキフカセ釣り、ダンゴ釣り、落とし込み釣り、イカダ釣り、ブッコミ釣り、ルアーでのチニングなど、色んな釣り方で楽しまれる人気のある魚です。

気温が低下し、水温が低下すると、チヌに限らず魚の活性は下がります。水温が他と比較して温かい内湾に居残るチヌを狙い、深場狙いを徹底します。

冬は、深場狙いで刺し餌と撒き餌を同調するように釣らないと、簡単には釣れないでしょう。

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カレイ

カレイは、地域や時期により色々な魚種が釣れ、イシガレイ・ババガレイ・マガレイ・マコガレイ・メイタガレイ・ヤナギムシガレイなどの種類があります。

中でも、マコガレイは食味がよく、高級魚として知られています。

サイズは15cm~40cmが一般的で、50cmオーバーの大型が釣れることもあります。

1月から2月は乗っ込み期で、堤防からのチョイ投げで釣れますが、産卵が始まると食いが悪くなります。産卵が終わる5月から6月からは荒食いの時期で、また釣れるようになります。

カレイは海底の砂地に身を隠して、目玉だけを出してエサを探しています。好奇心旺盛な魚で、きれいな砂底だけでなく岩礁がある場所やカケアガリ、係留船周りなど、隠れ家的な場所にも生息しています。

堤防からの釣りは、一般的に3本ほど竿を投げて、置き竿で待つというスタイルの釣り方です。3本出すというのは、遠・中・近のポイントに投げ分けるためで、よりヒットの確率を上げるためです。

仕掛けは、オモリ負荷20号~30号で4m前後の投げ竿で、PE2号を巻いたリールを使用します。そのミチ糸にPE5号の10mのラインを力糸として直結します。そして、20号~30号のL型テンビンもしくはジェットテンビンを装着し、幹糸は市販の5号~8号のカレイ投げ仕掛けを使用します。エサはアオイソメやイワイソメが基本です。

大型でもアタリは小さいので、ときどき竿を立てて仕掛けを2mほど手前に寄せて、再びアタリがあるまで待ちます。

アタリは竿先にピクピクと小さく出るので、アタリがあれば竿を持ち、ゆっくりと大きくアワセます。重みを感じたら一定のスピードで巻き上げ、大物はタモ網で頭側から慎重にすくい取ります。

まとめ

冬は、狙う魚種にもよりますが、釣りの難しいシーズンです。

海水温は気温と1か月ほどズレがあるので、海水温は2月が一番低下し、冬の中でも厳しい釣果になるかもしれません。ヒットは少ないかもしれませんが、釣れると大型サイズの印象が強いのが冬なので、狙える魚は狙ってみたいですね。

冬の釣りは本当に寒いので、しっかりとした防寒対策とライフジャケットの着用をして、無理のない釣りを楽しみましょう。