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居飛車vs振り飛車 どっちが強い?特徴・メリット・おすすめ戦法を徹底比較!

居飛車vs振り飛車 どっちが強い?特徴・メリット・おすすめ戦法を徹底比較!

将棋の戦法を学び始めると、まず迷うのが居飛車か振り飛車か、という選択です。どちらの戦法にも長所と短所があり、自分のスタイルに合った戦法を選ぶことが重要です。この記事では、居飛車と振り飛車の違い・それぞれの有利な点・弱点を徹底比較し、初心者から中級者に向けて最適な選び方をご紹介します。

居飛車とは?

居飛車(いびしゃ)は、自分の飛車(右側の大駒)を初期配置のままにし、縦のライン(2筋)を使って攻撃する戦法です。プロ棋士の中でも使用率が高く、現代将棋の主流でもあります。

居飛車の代表的な戦法

  • 矢倉
  • 角換わり
  • 相掛かり
  • 横歩取り

居飛車のメリット

  • 攻撃と守備のバランスが良く、理論が確立されている
  • 研究が豊富で、AIによる検討との相性が良い
  • 序盤から主導権を握りやすい

居飛車のデメリット

  • 定跡を覚える量が多く、研究合戦になりがち
  • 柔軟さには欠け、構想が限定されやすい

振り飛車とは?

振り飛車は、飛車を自陣の左側(3筋〜5筋)に動かしてから戦う戦法です。守りながらカウンターを狙うようなイメージで、相手の出方を見て柔軟に構えるのが特徴です。

振り飛車の代表的な戦法

  • 四間飛車
  • 三間飛車
  • 中飛車
  • 向かい飛車

振り飛車のメリット

  • 自由度が高く、相手に合わせて対応を変えやすい
  • 囲い(美濃囲いなど)が堅く、守備に強い
  • 居飛車に比べて定跡を覚える負担が少ない

振り飛車のデメリット

  • 攻撃が後手になりやすく、受けに回る展開が多い
  • プロのトップ戦で採用率がやや低め
  • 角道を止める展開が多く、戦局がやや重くなりがち

居飛車と振り飛車、どっちが有利?

結論からいえば、どちらにも一長一短があり、「どっちが有利」とは一概には言えません。プレイヤーの棋風・レベル・時間設定(持ち時間)によって向き不向きが変わります。

  居飛車 振り飛車
攻撃力 ◎(主導権を握りやすい) ○(カウンター主体)
守備力 ○(矢倉など) ◎(美濃囲いなど堅い)
柔軟性 △(定跡依存) ◎(対応力が高い)
定跡量 多い 少なめ
プロ採用率 高い やや低い

初心者・中級者におすすめは?

将棋を始めたばかりの初心者には、振り飛車がおすすめです。

振り飛車がおすすめの理由

  • 囲い(美濃囲い)が簡単で堅い
  • 定跡をあまり覚えなくても戦える
  • 後手番でも戦いやすい

一方で、中級者以上や研究好きな方には居飛車がおすすめです。攻めの理論が豊富で、勝率も上がりやすいです。

まとめ:自分に合った戦法を見つけよう

将棋には正解が一つではありません。自分の性格やスタイル、学習スタンスに合った戦法を選ぶことで、楽しみながら上達できます。

  • じっくり守ってカウンターを狙いたい → 振り飛車
  • 序盤から主導権を握って攻めたい → 居飛車

どちらも試してみて、自分に合った「戦い方」を見つけていきましょう。