ラジオ体操は、簡単にできる全身運動で、運動量が減る大人になってからこそすべきなものだった。
ラジオ体操って懐かしい
子供のころ、夏休みに毎朝スタンプカードを持って、嫌々行っていた”ラジオ体操”。学校や職場で使用されるラジオ体操は、簡単にできる全身運動で、運動量が減る大人になってからこそすべきなものだった。
ラジオ体操の歴史と種類
https://pid.nhk.or.jp/event/taisou/taisou.html
ラジオ体操は1925年3月にアメリカのメトロポリタン生命保険会社により健康増進・衛生思想の啓蒙を図る目的で考案され、広告放送として放送されていた世界初のラジオ体操が基となっている。
旧逓信省簡易保険局(現かんぽ生命)が健康増進を目的に考案し、1928年11月、昭和天皇即位の大礼の記念として、旧ラジオ体操第1(当時は「国民保健体操」)の放送が開始された。旧第2と旧第3も32年、39年にそれぞれ始まり、46年開始の新ラジオ体操第1~3の原型となった。
1999年(平成11年)9月には、新たに「みんなの体操」が制定されました。こちらは国連の「国際高齢者年」にちなんだもので、「ユニバーサルデザイン」という考え方のもと、年齢・性別・障がいの有無を問わず、すべての人々が楽しく安心してできる体操として考案されました。
ラジオ体操第1
老若男女を問わず誰でもできることにポイントを置いた体操。
一般的にはラジオ体操といえば第1のことを指すことが多い。
ラジオ体操第2
体をきたえ筋力を強化することにポイントを置いた体操。
妊娠中の女性や高齢者、小学校低中学年の児童らにとってはやや運動強度が強い。
ラジオ体操第3
手を伸ばしたりジャンプするなど複雑で躍動的な動きが多い体操。
1946年から約1年半しか放送されなかったため「幻のラジオ体操」と呼ばれる。
みんなの体操
ゆっくりとしたテンポで、高齢者に負担が少ないようにラジオ体操に比べて運動量を低く抑えた体操。
ラジオ体操の効果
誰もが一度はやったことのあるラジオ体操は、すべての動きが計算し尽くされたエクササイズ。短時間で、効率よく、そして無理なく全身を動かせる究極の全身運動。
きちんと行えば、脂肪の燃焼が促進され、筋肉が鍛えられ、姿勢も整うなどといった効果があり、血液・リンパの循環もよくなり基礎代謝もアップします。
肩こり予防、便秘改善、部分やせ、アンチエイジングにも高い効果があります。