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オーバーフロー水槽で始める海水魚飼育:設置のポイントと必要な準備

オーバーフロー水槽で始める海水魚飼育:設置のポイントと必要な準備

オーバーフロー水槽での海水魚飼育に挑戦する理由や、その利点、そして導入の手順を詳しく解説します。

オーバーフロー水槽とは

オーバーフロー水槽外観

オーバーフロー水槽とは、メイン水槽の下部にろ過槽を配置し、ポンプを使って水を循環させるシステムのことです。このシステムにより、メイン水槽から溢れた水が下部のろ過槽に流れ込み、そこでろ過された水が再びメイン水槽に戻るという流れが作られます。この仕組みは、安定した水質管理を可能にし、特に海水魚飼育に適しています。

オーバーフロー水槽のメリット

オーバーフロー水槽の最大の利点は、水槽周りがスッキリして見えることです。ろ過槽や配管が水槽台の下に隠れるため、メイン水槽自体の美観が保たれます。また、ろ過能力が高く、水質が安定しやすいので、海水魚やサンゴの飼育に最適です。さらに、大容量の水量を確保できるため、魚の生体への負担も軽減されます。

オーバーフロー水槽を選んだ理由

2018年末から準備を始め、2019年1月にはオーバーフロー水槽での海水魚飼育を本格化しました。それまでの上部式フィルターでの飼育では、水質の安定が難しく、特にサンゴやイソギンチャクの飼育に限界を感じていました。そのため、水槽の見た目の美しさと機能性を兼ね備えたオーバーフロー水槽を選ぶことにしました。

初めての設置で感じたこと

最初は、配管の接続やメンテナンスの難しさに戸惑いましたが、オーバーフロー水槽の仕組みを理解するにつれて、プロのような飼育環境が整うことに満足感を覚えました。また、水槽周りがすっきりとし、より本格的な飼育環境を構築できる点でも大きな魅力を感じました。

オーバーフロー水槽を導入する理由

オーバーフロー水槽を導入する最大の理由は、そのろ過能力の高さです。水量が多いため、水質が安定しやすく、特に海水魚やサンゴの飼育に向いています。これにより、長期的な飼育が可能となり、海水魚の健康を保つことができます。また、見た目の美しさと機能性の高さから、オーバーフロー水槽は本格的な海水魚飼育を目指す人にとって非常に有効な選択肢です。

オーバーフロー水槽で準備したもの

オーバーフロー水槽を導入する際に必要なアイテムは以下の通りです。

  • オーバーフロー水槽
  • ピストルパーツ配管
  • ろ過槽
  • 水槽台
  • 人工海水の素
  • カルキ抜き
  • サンゴ砂
  • 水中ポンプ
  • 陸用ポンプ
  • 水流ポンプ
  • クーラー
  • ヒーター
  • 温度計
  • ホース
  • ろ過ウールマット
  • ろ材
  • プロテインスキマー
  • LEDライト ライトスタンド(自作)
  • ライブロック
  • 海水魚生体

これらは最低限必要なものですが、選択するアイテムによってはコストが異なります。全て揃えると、10万円程度の費用がかかることもあります。予算に余裕がある方には、レッドシーというブランドのオーバーフロー水槽セットが推奨されます。見た目もオシャレで、初心者でも簡単に導入できるセットです。

オーバーフロー水槽の魅力

オーバーフロー水槽の設置には手間がかかりますが、その分得られる満足感は大きいです。水槽周りがすっきりとし、まるで水族館の水槽を自宅で楽しむような気分になります。また、メンテナンスの難しさがある分、飼育のやりがいも増し、長く楽しむことができる点もオーバーフロー水槽の魅力です。