ウキ釣りのガン玉・ジンタンの使い方
初心者向け!ウキ釣りとガン玉について
ウキ釣りで使用するガン玉やジンタン、オモリ、水中ウキ。
ウキには浮力があり、浮力調整用として使用します。
ウキに対してのガン玉が重過ぎると、ウキは沈んでいってしまう。
逆にガン玉が軽すぎると、ウキの浮力を消せていないため、魚がエサを食べてもウキが沈まず、ウキでアタリを取ることができません。
ウキが沈むか沈まないかギリギリの状況にすることが必要になります。
例えば、2Bのウキを使用する場合は、2Bのガン玉を使う。
しかし、潮の流れによっては、ガン玉やジンタンの二段打ち(2個使用すること)が必要になります。
その場合、Bのガン玉を2個使用すれば2Bになるのかといえば、それは間違いです。
2B=0.75g B=0.55g
B×2個=1.1g
2BのウキにBのガン玉を2個使用するのは、浮力に対して重過ぎるということになる。
0.55gのBと、0.2gのG4を使用すれば0.75gになり、2Bと等しくなる。
ガン玉はB、2B、・・・6Bと数字が大きくなるほど重量が重くなる。
オモリは〇号という言い方で、これも数字が大きくなるほど重量が重くなる。
紛らわしいのがジンタン。
ジンタンはG1、G2、・・・G8と数字が大きくなるほど重量が軽くなる。
ガン玉・ジンタンの重量目安
オモリやガン玉・ジンタンの重量目安については、下の表を見ると分かりやすいので参考にしてみてください。

基本的なガン玉の打ち方
ウキ釣りの浮力調整用に使われるだけでなく、仕掛けを馴染ますように多段打ち(ガン玉やジンタンを多数使うこと)する時にも使用される。打ち方は人それぞれで、正解というものはない。
基本的には、ウキに適合するガン玉を1個、サルカン(スイベル)の5cm上くらいに浮力調整用として打つだけでよい。
撒き餌をして釣る場合、ハリに付けた付けエサと同調させる必要がある。
また潮の流れが速い時や水深が深いタナを狙った時は潮の流れも複雑で、狙ったポイントにエサが沈んでいない可能性がある。
そういった場合は仕掛けを馴染ますために、小さめのガン玉を打つ。
2Bのウキを使用する場合は、浮力調整用としてまずBを打つ。
そしてジンタン4号(G4)をハリスの真ん中に1個打つ。
ガン玉による釣果への影響
ガン玉の打つ位置が少し違うだけで、仕掛けの馴染み具合も変わってきます。
そのため釣果にも影響するが、打つ場所は人それぞれ。
ガン玉はB~3B、ジンタンはG1~G4を多段打ちするためにも最低、用意しておくのが良いです。
基本的な打つ場所だけ頭に入れておき、後は状況を見ながら試行錯誤してみるのも楽しいです。