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釣りで使用される鉛の代替品「タングステン」の特徴とは?

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釣りで使用される鉛の代替品「タングステン」の特徴とは?

タングステンの特徴とは?

タングステンがルアーやタイラバのヘッドいいとは聞きますが、タングステンとは何かと言うと、スウェーデン語で「重い石」という意味の金属の一つです。ウォルフラムともいい、原子番号74の元素で、元素記号はWの希少金属です。

タングステンは、熱に強い・硬い・重いといった特徴があります。

熱に強いという点ですが、鉄の融点が約1500℃に対して、タングステンは融点が3380℃と高く、3380℃まで溶けないので熱に強いと言えます。

硬さの点ですが、タングステン自体も硬度が高いですが、炭素とくっつくと非常に硬度が高くなります。

重さの点では、タングステンは金とほぼ同じ重さがあり、鉄の2.5倍、鉛の1.7倍重いです。同じ大きさで高比重であると言えます。

釣りで使用されるタングステン

ルアーのタングステンジグや、タイラバのヘッドにも使用され、釣りのシーンでもタングステンという言葉はよく耳にするようになりました。

タングステンは、鉛の代替品で、グレードアップした素材だが、値段が高いといったイメージでしょう。

釣りにおいてタングステンが使用されるメリットとは何なのか見ていきます。

タングステンジグのメリット

タングステンの特徴の一つの高比重により、鉛製のジグと同じ重さでも、よりサイズを小さくすることが可能です。体積が小さく空気抵抗も小さくできるため、ジギングにおいてキャスティングの飛距離アップにつながります。飛距離アップにより広範囲の攻めをすることができ、よりシルエットの小さなルアーでも魚にアピールすることが可能です。またサイズが小さいということは、水の抵抗も小さくなりフォールがしやすくなります。水中でのアクションのしやすさもメリットの一つです。

タングステンタイラバヘッドのメリット

タイラバではキャスティング要素はいらないので、飛距離に関しては考える必要はありません。重要となるのは、タイラバヘッドの体積が小さくなったことで、水の抵抗を小さくできることです。フォールスピードを速くすることができ底取りがしやすいというメリットがあります。

特に早潮や二枚潮など、タイラバにおいて難しい状況でも底取りがしやすいというのは、大きなメリットです。