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バブアーのオイルジャケットとノンオイルジャケット徹底比較|メリット・デメリットと選び方のポイント

バブアーのオイルジャケットとノンオイルジャケット徹底比較|メリット・デメリットと選び方のポイント

英国を代表する老舗アウトドアブランド「Barbour(バブアー)」。その代名詞とも言えるオイルドジャケットは、世界中のファッション愛好家から支持を集めています。しかし近年、メンテナンスフリーで扱いやすい「ノンオイルジャケット」も注目を集めています。本記事では、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説し、あなたに最適な一着選びをサポートします。

バブアーとは?英国王室も認めた伝統のブランド

Barbour(バブアー)は1894年、創業者ジョン・バブアーによってイングランド北東部の港町サウス・シールズで誕生しました。当初は北海の厳しい天候の下で働く漁師や水夫のための防水服として、オイルを染み込ませた革新的なオイルドクロスを開発。その耐久性と防水性の高さから、瞬く間に名声を広めていきました。

バブアーの品質は英国王室にも認められ、かつては「ロイヤルワラント(王室御用達証)」を3つも保有する数少ないブランドでした。現在もチャールズ国王から1つのロイヤルワラントを授かっており、その伝統と信頼性は今も変わらず受け継がれています。

オイルドジャケットとノンオイルジャケットの基本的な違い

バブアーのジャケットには大きく分けて2つのタイプが存在します。それぞれの基本的な特徴を理解することが、自分に合った一着を選ぶ第一歩となります。

オイルドジャケット(ワックスドジャケット)の特徴

オイルドジャケットは、綿100%の生地にワックス(オイル)を染み込ませた「ワックスドクロス」という特殊な素材で作られています。この加工により、優れた防水性と防風性を実現しています。生地にはしっとりとした質感があり、独特の光沢と重厚感が特徴です。

使い込むほどに生地にアタリができ、色落ちやオイルの抜け具合が独自の風合いを生み出します。まさにデニムやレザーと同じように、経年変化を楽しめる一生モノのジャケットと言えるでしょう。

ノンオイルジャケットの特徴

一方、ノンオイルジャケットは、ポリエステルと綿を混紡した生地を使用しています(一般的にポリエステル81%、綿19%の混率)。化学繊維が入っているため、さらっとした質感と光沢感が特徴です。見た目はオイルドジャケットよりも軽やかな印象を与えます。

基本的なデザインやシルエットはオイルドジャケットと同じシリーズで作られており、バブアーらしいクラシックなスタイルを保ちながら、より現代的な扱いやすさを実現しています。

オイルドとノンオイル、見た目はそんなに違うの?

パッと見は似ているけど、質感や光沢が全然違うよ!実際に触ってみると、オイルドはしっとり、ノンオイルはサラッとしているのがすぐわかるよ。

オイルドジャケットのメリット・デメリット

オイルドジャケットのメリット

【優れた防水性・防風性】
ワックス加工により、雨や冷たい風をしっかりシャットアウトしてくれます。小雨程度であれば、レインコート代わりとしても十分機能します。真冬の厳しい寒さにも対応できる、頼もしいアウターです。

【唯一無二の経年変化】
使い込むほどに色落ちやアタリが出て、自分だけの味わい深い表情に育っていきます。ライフスタイルに合わせて変化する姿は、まさに一緒に歳を重ねていく相棒のような存在。この経年変化こそが、バブアー愛好家を魅了する最大の魅力です。

【半永久的に使える耐久性】
定期的なメンテナンス(リプルーフ)を行うことで、防水性能や生地の状態を保つことができます。オイルが生地の劣化を防ぐため、古着市場でも何十年前のモデルが良い状態で流通しているほど。手入れ次第で、親子二代にわたって着用できる一生モノのジャケットです。

【独特の風格と存在感】
オイルドクロス特有の玉虫色のような輝きと重厚感は、他のジャケットでは味わえない独特の雰囲気を醸し出します。シンプルに羽織るだけでスタイルが決まる、存在感のあるアウターです。

オイルドジャケットのデメリット

【定期的なメンテナンスが必要】
使用しているとオイルが抜けていくため、防水性や防風性を維持するには定期的にオイルを補充する「リプルーフ」という作業が必要です。自分で行う場合はコツと慣れが必要で、オイルが馴染むまで3ヶ月ほどかかることもあります。

【クリーニングに出せない】
普通のクリーニング店では受け付けてもらえません。専門店に依頼するか、自分で手入れする必要があります。洗濯機を使うとオイルが詰まって故障の原因になるため、取り扱いには注意が必要です。

【独特の匂いがある】
オイルドジャケット特有の匂いがあり、人によっては気になることも。特に数ヶ月使用すると、オイルが酸化した独特の匂いが強くなることがあります。電車や車内など密閉空間での着用には配慮が必要です。

【他の服への移染の可能性】
オイルが他の服に移る可能性があるため、保管方法には注意が必要です。特に湿度の高い場所に保管すると、カビの原因にもなります。

オイルドジャケットのお手入れのポイント

  • 普段からブラッシングをこまめに行い、埃や汚れを取り除きましょう。臭いの原因を減らすことができます。
  • 湿度の高い場所での保管は避け、風通しの良い場所に吊るして保管しましょう。
  • アイロンやスチームは絶対にNG。オイルが溶けてしまいます。
  • リプルーフは年に1回程度が目安。専門店に依頼するか、自分で行う場合はバブアー専用のソーンプルーフドレッシングを使用しましょう。

ノンオイルジャケットのメリット・デメリット

ノンオイルジャケットのメリット

【メンテナンスフリーで扱いやすい】
オイルドジャケットのような特別なメンテナンスは一切不要です。普通のジャケットと同じように、近所のクリーニング店に気軽に出すことができます。忙しい現代人にとって、この手軽さは大きな魅力です。

【匂いの心配がない】
オイル特有の匂いが一切ないため、電車や車の中でも周囲を気にすることなく着用できます。レストランやカフェなど、密閉された空間でも安心して羽織れます。

【軽量で動きやすい】
オイルドジャケットに比べて生地が軽く、着心地も軽快です。春や秋など季節の変わり目にも最適で、オールシーズン活躍してくれます。長時間着用しても疲れにくいのも嬉しいポイントです。

【手入れの煩わしさがない】
オイルの補充や専門的なケアを気にする必要がないため、ファッションアイテムとして純粋に楽しむことができます。購入したその日から、気負わずに着こなせます。

ノンオイルジャケットのデメリット

【経年変化を楽しめない】
ノンオイルジャケットは経年変化がほとんど見られません。使い込むほどに味が出るというバブアー本来の醍醐味を味わうことができないため、その点ではやや物足りなさを感じる方もいるでしょう。

【防水性・防風性がやや劣る】
撥水加工は施されているものの、オイルドジャケットほどの高い防水性・防風性はありません。本格的な雨天時の使用には向いていないと言えます。

【オリジナル感が薄い】
バブアーの伝統的な製法から離れているため、「本物のバブアー」を求める愛好家からは物足りなく感じられることも。セレクトショップの別注品のような印象を受ける場合もあります。

【安っぽく見えることも】
化学繊維が混じっているため、オイルドジャケット特有の重厚感や高級感がやや薄れます。光沢の質感がのっぺりとした印象になることもあり、コーディネート次第では安価に見えてしまう可能性があります。

ノンオイルジャケットを選ぶべき人

  • メンテナンスに時間をかけたくない忙しい方
  • 匂いに敏感な方、公共交通機関を頻繁に利用する方
  • 軽快な着心地を重視する方
  • 春秋のライトアウターとして使いたい方
  • 初めてバブアーを購入する方で、まずは気軽に試してみたい方

どちらを選ぶべき?シーン別おすすめ

オイルドジャケットがおすすめの人

一生モノのジャケットを育てたい方
経年変化を楽しみながら、長く愛用したいという方にはオイルドジャケット一択です。手間をかけた分だけ愛着が湧き、自分だけの一着に育てる喜びを味わえます。

本格的なアウトドア・ライディングを楽しむ方
バイクに乗る方や、アウトドアアクティビティを本格的に楽しむ方には、優れた防水性・防風性を持つオイルドジャケットが最適です。

バブアーの伝統に惹かれる方
ブランドの歴史や伝統を大切にしたい、本物志向の方にはオイルドジャケットをおすすめします。

ノンオイルジャケットがおすすめの人

普段使いのカジュアルアウターが欲しい方
通勤や日常のお出かけに気軽に羽織れるジャケットをお探しなら、ノンオイルジャケットが便利です。

メンテナンスに自信がない方
リプルーフなどの特別なケアに不安がある方は、まずはノンオイルから始めてみるのも良いでしょう。

複数のアウターをローテーションしたい方
様々なスタイルを楽しみたい方には、手入れの手間がかからないノンオイルジャケットが向いています。

賢い選び方のヒント

  • 初めてのバブアーなら、まずはノンオイルから始めて、さらに深くバブアーの世界を知りたくなったらオイルドジャケットを購入するという段階的なアプローチもおすすめです。
  • 少しでもオイルドジャケットに興味があるなら、後悔しないよう先にオイルドを購入することをおすすめします。経年変化は一度きりの体験ですから。
  • 用途を明確に:アウトドアやバイク用ならオイルド、タウンユース中心ならノンオイルと、使用シーンで選ぶのもひとつの方法です。

おすすめモデル:定番「ビデイル」で比較

バブアーの中でも特に人気の高いモデル「ビデイル(BEDALE)」は、オイルドとノンオイルの両方が展開されています。ショート丈で日本人の体型にも合わせやすく、初めてのバブアーにもおすすめの定番モデルです。

オイルドのビデイルは、綿100%のワックスドコットンを使用。重厚感があり、着込むほどに味わいが増していきます。価格は約4万円前後からとなっています。

ノンオイルのビデイルは、ポリエステル混紡の生地でさらっとした質感。軽快な着心地で、春秋のライトアウターとして最適です。価格は約3万円前後からで、オイルドよりもやや手頃な価格設定となっています。

Barbour ビデイル ワックスジャケット

まとめ:自分のライフスタイルに合った一着を

オイルドジャケットとノンオイルジャケット、それぞれに異なる魅力があります。一生モノとして育てる喜びを求めるならオイルド、気軽に日常使いしたいならノンオイルと、あなたのライフスタイルや価値観に合わせて選ぶことが最も重要です。

どちらを選んでも、バブアーの持つクラシックな魅力とイギリスの伝統は変わりません。自分にとって最適な一着を見つけて、長く愛用していきましょう。

まとめ

  • オイルドジャケットは経年変化を楽しめる一生モノ。メンテナンスを楽しめる方に最適
  • ノンオイルジャケットは手入れ不要で気軽に着られる。忙しい現代人におすすめ
  • 防水性・防風性を重視するならオイルド、軽快さを求めるならノンオイル
  • 迷ったら用途とライフスタイルで判断。どちらもバブアーの魅力は健在
  • 初めての方はノンオイルから始めて、徐々にオイルドに挑戦するのも一つの方法