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バブアージャケットのサイズ感ガイド|身長別おすすめサイズと失敗しない選び方【実寸比較表付き】

バブアージャケットのサイズ感ガイド|身長別おすすめサイズと失敗しない選び方【実寸比較表付き】

英国発の人気アウターブランド「バブアー(Barbour)」。クラシックなデザインと高い防水性で、男女問わず長く愛される定番ジャケットです。しかし、「サイズ感が難しい」「思ったより大きかった」などの声も多く、購入前に迷う人が少なくありません。この記事では、身長別のおすすめサイズや、実寸比較表をもとに、失敗しない選び方を丁寧に解説します。モデル別の特徴も詳しくご紹介しますので、自分にぴったりの一着を見つけてください。

バブアーのサイズ感は独特?まずは基本を知ろう

バブアーのジャケットはもともと英国のアウトドア用に作られたため、全体的にゆったりとした設計になっています。特に人気モデル「ビデイル」「ビューフォート」は、動きやすさを重視して身幅が広めです。

日本の標準体型の方が着る場合、普段よりワンサイズ下げても十分な余裕があることが多いです。これは、バブアーが中に厚手のセーターやニットを重ね着することを前提に設計されているためです。英国の寒い気候を想定した伝統的なアウトドアウェアとして、防寒性と動きやすさの両立を追求した結果、このようなゆとりのあるシルエットが生まれました。

また、オイルドジャケットとノンオイルジャケットでは、生地の質感や着心地が大きく異なります。オイルドモデルは新品時に生地が硬く、パリッとした感触がありますが、着用を重ねることで徐々に柔らかくなり、体に馴染んでいきます。この経年変化もバブアーの大きな魅力の一つです。一方、ノンオイルモデルは最初から柔らかく、カジュアルに着こなしやすいのが特徴です。

サイズ選びの前に知っておきたいポイント

  • バブアーは英国サイズ表記(例:36, 38, 40)を使用しています。
  • オイルドジャケットとノンオイルでは生地の硬さ・シルエットが異なります。
  • 中にどんな服を着るか(厚手ニット or Tシャツ)でサイズ感は変わります。
  • モデルによって着丈や身幅が異なるため、同じサイズでもフィット感は違います。

バブアーの主要モデルと特徴を知ろう

バブアーには様々なモデルがありますが、それぞれが特定の用途に合わせて設計されています。自分のライフスタイルや着こなし方に合ったモデルを選ぶことが、サイズ選びの第一歩です。ここでは代表的な6つのモデルをご紹介します。

ビデイル(Bedale)

乗馬用に設計されたジャケットで、リブニットの袖口が特徴です。着丈はビューフォートより短めで、ウエストライン付近の長さとなっています。カジュアルなスタイルに適しており、デニムやチノパンとの相性が抜群です。動きやすさを重視した設計のため、自転車やバイクでの移動にも向いています。街着として最も人気の高いモデルで、初めてバブアーを購入する方にもおすすめです。

ビューフォート(Beaufort)

バブアーの中で最も標準的なモデルで、狩猟やフィールド用に設計されています。大きなパッチポケットとゲームポケット(背面の大きなポケット)が特徴で、機能性に優れています。着丈はヒップが隠れる程度のミディアム丈で、防寒性も高く、本格的なアウトドアシーンで活躍します。クラシックな英国スタイルを楽しみたい方や、アウトドア活動を想定している方に最適なモデルです。

ボーダー(Border)

ビューフォートと似ていますが、着丈が長めで、スーツの上にも着やすいデザインです。ポケットのデザインも独特で、ビューフォートよりもややスリムなシルエットになっています。もともとモーターサイクル用として開発されたため、前傾姿勢でも背中が出にくい設計です。タウンユースとアウトドアの両方で使いたい方や、ビジネスカジュアルにも対応したい方におすすめのバランス型モデルです。

トランスポート(Transport)

スタイリッシュでスポーティーな印象を持つモデルで、自転車用ジャケットとして誕生しました。胸元のDカン(D型の金具)は、フィッシングギアなどを引っかけるのにも便利で、アウトドアシーンでも活躍します。ビデイルよりもさらに短めの着丈で、動きやすさを重視した設計。若い世代やモダンなスタイリングを好む方に人気があり、街中でもさりげなく個性を演出できる一着です。

スペイ(Spey)

バブアーの中で最も短丈なモデルで、フライフィッシング用に設計されています。川に入って釣りをする際に、水に濡れないように極短丈になっているのが特徴です。ウエスト丈よりも短く、非常にコンパクトな印象です。身長が低めの方や、短丈のジャケットを好む方に適していますが、防寒性は他のモデルより劣るため、春秋のライトアウターとしての使用がおすすめです。

バーレー(Burghley)

オーバーサイズのデザインで、カジュアルなスタイルに適しています。特に最近人気が高まっており、ゆったりとした着こなしを楽しめるモデルです。他のモデルよりも身幅と着丈に余裕があり、厚手のニットやパーカーの上からでも楽に羽織れます。リラックスした雰囲気を演出したい方や、トレンド感のあるオーバーサイズスタイルを好む方におすすめです。

モデルによって着丈が全然違うんだね!どれを選べばいいか迷っちゃう...

自分の身長と用途を考えて選ぶのがポイントだよ。街着ならビデイル、アウトドアならビューフォートが定番さ!

身長別おすすめサイズ一覧

以下は、人気モデル「ビデイル SL」などを参考にした身長別目安です。あくまで一般的な指標としてご覧ください。体型や好みのシルエットによって最適なサイズは異なりますので、できる限り試着をすることをおすすめします。

身長160cm前後の方

スリムフィットの36サイズ(S相当)がおすすめです。肩幅と袖丈のバランスが取りやすく、カジュアルにもきれいめにも合わせやすいサイズです。身長が低めの方は、着丈が長すぎると重心が下がって見えてしまうため、ビデイルやトランスポート、スペイといった短め丈のモデルが特に相性が良いでしょう。

ただし、体格がしっかりしている方や、冬場に厚手のニットを中に着込みたい方は、38サイズ(M相当)を検討するのも一つの方法です。試着の際は、実際に着用を想定しているインナーを着た状態で確認すると、より正確なサイズ選びができます。

身長170cm前後の方

38サイズ(M相当)がジャストサイズとして最も選ばれています。インナーにスウェットや厚手ニットを着ても窮屈にならず、春秋に着回しやすい万能サイズです。日本人男性の平均身長に近いこの身長帯では、バブアーの標準的なフィット感を最も楽しめるサイズ感と言えるでしょう。

スリムな体型の方や、タイトめに着こなしたい方は36サイズでもよいですが、肩幅と胸囲に余裕がないと感じる場合は無理せず38サイズを選びましょう。バブアーは本来ゆったり着るデザインなので、適度なゆとりがあった方が本来の魅力を引き出せます。ビデイルからバーレーまで、ほとんどのモデルでバランス良く着こなせる身長です。

身長180cm前後の方

40または42サイズ(L〜XL相当)を選ぶ方が多いです。ゆったりシルエットを生かして英国らしいトラッドスタイルを楽しめます。身長が高い方は、袖丈や着丈のバランスが重要になってくるため、実寸をしっかり確認することが大切です。

特にビューフォートやボーダーといった長め丈のモデルは、身長が高い方でもバランス良く着こなせます。腕が長い方は袖丈に注意が必要ですが、バブアーの袖は比較的長めに設計されているため、大柄な方でも問題なく着用できることが多いです。バーレーのようなオーバーサイズモデルなら、さらにゆったりとした着心地を楽しめます。

失敗しないためのコツ

  • オイルドモデルは新品時にやや硬いので、大きめを選ぶとシルエットが崩れることも。
  • 着丈の違いで印象が変わる。ビューフォートはお尻が隠れる程度、ビデイルは短め。
  • 袖丈は調整しづらいため、必ず試着または実寸確認を。
  • 肩幅が最も重要なポイント。肩の縫い目が自分の肩ラインより大きくズレないように。
  • モデルの特性(乗馬用、狩猟用など)を理解すると、着丈や身幅の理由が納得できる。

実寸比較表で見るサイズの違い

以下は「ビデイルSL」を基準とした実寸の目安です(単位:cm)。この数値を参考に、お手持ちのジャケットと比較してみることをおすすめします。平置きで測定した場合の数値ですので、着用時は多少の誤差が生じることをご了承ください。

サイズ 着丈 身幅 裄丈
36 (S相当) 73 53 81
38 (M相当) 75 55 83
40 (L相当) 77 57 85
42 (XL相当) 79 59 87

着丈は背中側の襟の付け根から裾までの長さを示しています。身幅は脇の下の最も広い部分を平置きで測定した数値です。裄丈は首の付け根から肩を通って袖口までの長さで、日本のアパレルでよく使われる測定方法です。

サイズごとに約2cmずつ大きくなっていることがわかります。この微妙な差が着用感に大きく影響するため、慎重に選ぶことが大切です。特に身幅の2cmの差は、重ね着をする際の快適さに直結します。冬場に厚手のセーターを着る予定がある方は、身幅に余裕のあるサイズを選びましょう。ビューフォートやボーダーは、同じサイズ表記でも着丈が5〜10cm長くなるため、モデル別の実寸も必ず確認してください。

おすすめ商品:Barbour BEDALE SL

定番ビデイルの軽量モデル。初めてのバブアーに最適!

体型別サイズ選びのアドバイス

同じ身長でも、体型によって最適なサイズは変わってきます。ここでは、代表的な体型タイプ別に、サイズ選びのコツをご紹介します。

細身・スリム体型の方

細身の方は、バブアーのゆったりとしたシルエットが大きすぎて見えてしまうことがあります。この場合、身長の目安よりもワンサイズ下を試すことをおすすめします。特にビデイルやトランスポートはスリムな作りなので、細身の方でもすっきりと着こなせます。

ただし、小さくしすぎると肩幅が合わなくなる危険性があるため、必ず肩周りのフィット感を確認しましょう。また、バブアーには「SL(Slim)」というスリムフィットモデルも存在するため、そちらを検討するのも一つの方法です。スペイのような極短丈モデルも、細身の方がスタイリッシュに着こなせるモデルとして人気があります。

がっちり・筋肉質体型の方

肩幅や胸板が厚い方は、身長の目安通りかワンサイズ上を選ぶのが基本です。特に胸囲が標準よりも大きい場合は、サイズ表の胸囲の数値を重視して選びましょう。肩幅が合っていても、胸周りがきついと動きにくく、ボタンを留めた際にシワが寄ってしまいます。

筋肉質の方の場合、腕周りも太めになるため、袖の太さも確認ポイントです。バブアーは基本的に袖にもゆとりがあるデザインですが、特にビデイルのような細身のモデルでは、腕を曲げた時の窮屈さをチェックしておきましょう。バーレーのようなオーバーサイズモデルなら、がっちり体型の方でもゆったりと快適に着用できます。

お腹周りが気になる方

お腹周りにボリュームがある方は、身幅と着丈のバランスが重要になります。バブアーは元々ストレートなシルエットなので、お腹周りが気になる方でも比較的カバーしやすいデザインです。サイズは胸囲とウエスト周りに余裕が持てるものを選びましょう。

また、ボタンを留めた時に前身頃が引っ張られるようであれば、ワンサイズ上を検討してください。バブアーはオープンで着用することも多いですが、雨や風の強い日にはボタンを留めることになるため、その際のフィット感も確認しておくことが大切です。ビューフォートやボーダーのような長め丈モデルは、お腹周りをさりげなくカバーできるのでおすすめです。

オンライン購入時のチェックポイント

試着ができないオンラインショッピングでは、より慎重なサイズ選びが必要です。まず、必ず商品の実寸サイズを確認しましょう。ショップによって測定方法が異なる場合があるため、着丈・身幅・袖丈(または裄丈)の3点は最低限チェックすることをおすすめします。

次に、返品・交換ポリシーを事前に確認しておきましょう。多くのショップでは、未使用・タグ付きの状態であればサイズ交換に応じてくれます。ただし、オイルドジャケットの場合、独特の香りが気になって返品を希望する方もいますが、これは正常な状態ですので、購入前に理解しておくことが大切です。

また、レビューや口コミを参考にする際は、投稿者の身長・体重・体型情報が記載されているものを優先的にチェックしましょう。「普段Mサイズで、身長170cm、体重65kgの方がSサイズでちょうど良かった」といった具体的な情報は、非常に参考になります。特に、購入を検討しているモデルと同じモデルのレビューを重点的に読むことで、失敗のリスクを減らせます。

まとめ:自分に合ったバブアーで長く愛用しよう

バブアーのサイズ選びは、確かに日本のブランドとは勝手が違う部分があります。しかし、基本的なポイントを押さえれば、失敗のリスクを大幅に減らすことができます。最も重要なのは、自分の身長・体型・用途の3点を明確にすることです。

また、モデルの特性を理解することも大切です。ビデイルは乗馬用、ビューフォートは狩猟用、ボーダーはモーターサイクル用と、それぞれに開発背景があり、着丈や機能が異なります。自分のライフスタイルに合ったモデルを選ぶことで、より快適に長く愛用できるでしょう。

バブアーは一度サイズ選びに成功すると、長く愛用できる一生モノのジャケットです。適切なメンテナンスを行えば、10年、20年と使い続けることができ、使い込むほどに味わいが増していきます。時間をかけてでも、自分に最適な一着を見つける価値は十分にあります。

まとめ

  • バブアーは全体的にゆったりめ。普段よりワンサイズ下げるのが基本。
  • モデルによって着丈が大きく異なる。自分の用途に合ったモデルを選ぶことが重要。
  • 着丈・袖丈・肩幅のバランスが自分に合っているかを最優先でチェック。
  • オンライン購入時は実寸確認と返品ポリシーのチェックを忘れずに。
  • 迷ったら身長・体型・用途の3点を意識して選ぶことが成功の鍵。